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中山大障害3着のメイショウブシドウ 平地で勝利

競馬 - サラ系4歳上500万円以下 結果 - スポーツナビ
500万下ではありますが調整出走のはずだった平地のレースで勝利。現級は勝っているので実力通りではありました。
角居厩舎所属で、担当はあの嘉堂信雄氏です。


http://column.keibalab.jp/feel/360.html
角居勝彦厩舎はリーディング常連の厩舎ではありますが、これまで障害レースのイメージはあまりありませんでした。
しかし昨年度はメイショウブシドウを筆頭に年間6勝、障害レースでのリーディング厩舎に輝きました。
2012年に元障害の名手・嘉堂信雄氏が厩舎に加入したり、高田潤騎手が調教の手伝いに来るようになったりして、
徐々に障害レースへ参戦するようになっていったんだそうです。

障害馬は普段の調教に加え飛越の練習もあるので、必然的に在厩期間が長くなります。
在厩期間が長くなる=馬の回転効率が悪くなる、ということもあってウチの厩舎では今まで障害へあまり参戦していませんでした。
私は弟*1が障害戦中心に乗っていることもあったので障害戦を見ることは少々ありましたが、その程度でしか障害戦を見ていなかったのも事実です。
そして12年の暮れには担当馬のエアペイシェンスが入障することになり、障害戦へ本格参戦することになりました。
2013年はペイとともに障害に参戦したきたこともあって、障害戦の見方がだいぶ変わりました。
客観的に見てたレースも、いざ担当馬が走るとなるとやはり見方は変わります。
そして障害馬を担当していて感じるのは、調子の良し悪しと飛越の精度が直結しない、ということ。
これは馬にもよると思うのですが、ペイに関してはこう感じています。
ペイはレースでは飛びが不安定で、飛び負けして惨敗することもありましたが、練習ではあまり飛越ミスすることもなく、踏み切りが合わなくても飛び負けしないタイプでした。
さらには、踏み切りが合った時の飛越は抜群らしく、潤は障害デビュー前から大障害に対応できると言い切ってました。
この基準は障害を飛ばしている人にしか分からないと思うので、私には全く分からないところです。

http://www.team-sumii.net/article/384769154.html

馬三郎タイムズ コラム | 馬三郎25時 角居厩舎が障害を取り入れる理由とは?

 2012年も数多くの勝ち星を挙げた同厩舎だが、それでも求める走りにそぐわなかったり、成績不振になる馬もいる。そういった馬に障害練習を取り入れたところ、確かな変化が見られたのがきっかけのようだ。具体的には、トモに筋肉がつき、丸みのあるお尻に変ぼう。肉体面がパワーアップを遂げることで、走るフォームは数段良くなるという。

当初は障害への本格参戦のつもりはなく、障害練習を取り入れて平地馬を調整させる意味合いの方が強かったようだ。
この障害練習も嘉堂さんの参加によるものだろう。元障害騎手は引退後、厩舎間で奪い合いになることもあるとか。
障害馬の「作り方」を知っており、厩舎に一人居るだけで障害レースに参戦可能になりますからね。

*1:角居厩舎の高田建吾調教助手は高田潤騎手の実兄http://pc.keibalab.jp/topics/15150/