マンハッタンカフェ、ケイムホーム、パラダイスクリーク、サイレントハンター、バブルガムフェロー、
スクワートルスクワート、ブラックホーク、ダンディコマンド、タイキシャトル、テイエムオペラオー………
これら種牡馬はいずれもひまわり賞を制した馬の父親たち。
仕上がり早で夏の小倉、芝1200mに合いそうな種牡馬が並んでいます。このような父を選ぶのが最初のコツ。
そうでなくとも、例えば昨年の覇者テイエムキュウコーは父テイエムオペラオーですが母父がサクラバクシンオー。
奥手で３歳以降の活躍を期待する馬ならまだしも、ひまわり賞狙いならば血統を無視することはできません。
条件に合いそうな今年デビューの九州産馬をピックアップしてみました。
九州産２歳馬一覧 （2012年産馬） - 座布団が行司にクリーンヒット
ニシノココロの2012（ヒマラヤテンカ）
父スクワートルスクワート母父マイネルラヴ。HBAトレーニングセール前に好タイムを計時、すぐにでも使えそう。不安はひまわり賞勝ちの少ない美浦所属な点。
カシノリファールの2012（カシノリコーダー）
父ダンディコマンド。半兄が４頭もJRAで勝利。上の活躍馬は牡馬ばかりだが牝馬のこの仔はどうかな？
ヴェニーズワルツの2012（ダンツプラチナ）
父ダノンゴーゴー母父サクラバクシンオーという短距離血統。父母ともに初仔で不透明な点は多いがうまく合致すれば。
ラッキービクトリーの2012（キリシマツバサ）
半姉キリシマノホシ（父サイレントハンター）は夏の小倉で３着３度。半兄キリシマホーマ（父ロドリゴデトリアーノ）はひまわり賞３着。父スクワートルスクワートなら兄姉が足りなかった部分が補強されているのでは。
カシノエスケイプの2012（カシノフレンジー）
半兄カシノランナウェイ、半姉カシノタロン。少なくとも半姉より上と評判で、父ケイムホームなら２歳から走りそう。
ゲイリーアミューズの2012（カシノゼウス）
半兄カシノエルフ（父ケイムホーム)は夏の小倉で未勝利戦を勝利。父スクワートルスクワートで似たタイプになるか。超良血でいつ走ってもおかしくはない血統。
シンコペーションの2012（クリノヤクマン）
ひまわり賞馬コウセイカズコの半弟。九州トレーニングセールで多くの馬主に競りかけられた。全兄ジンプウは未勝利だったが本馬は？
ノアウイニングの2012（ノアノイノリ）
母は小倉芝1200mで２勝。父はメイショウボーラーはご存知の通り小倉2歳S勝ちからG1馬にまで上り詰めた。ひまわり賞は絶好の舞台。
テイエムヌーボーの2012（テイエムヤンチャボ）
近親にビリーヴがいて父スウェプトオーヴァーボードならいかにも短距離向き。
テイエムマウンテンの2012（テイエムオハラハア）
父サクラプレジデントの産駒は意外と短距離馬を多く出している（サクラゴスペルなど）。
スペシャルビビーの2012（エフェクト）
半兄サツマノホシはJRA１勝、半姉エンブレムゴールやカシノエーデルは夏の小倉で好走した。
トニービンスターの2012
全兄ハンターキリシマ以降は勝てていないが、全妹ならば期待ができる。母はサンデーサイレンス系に合いそう。
スティルヘブンの2012（グランデコマンド）
グランデファーム代表が惚れ込むダンディコマンド産駒のラストクロップ。http://d.hatena.ne.jp/wao_o/20140510/p2
ひまわり賞ではなくても・・・
シルクドレスアップの2012（コウザンコマンド）
半姉ミスグロリアス、クラウンデュナミスがJRAで勝ちあがっているがどちらも４〜５月での勝利で、若干勝ち味に遅そう。
ルックミーウエルの2012（アプリケーション）
JRAブリーズアップセール出身馬。仕上がりは順調のようだが、適性距離は芝1200mではない気がする。
セレスシャインの2012
母の兄はビッグドン、ビッググラス。父ソングオブウインドで距離はマイル以上、ダートもこなせそう。
フューチャシャトルの2012（カシノリノ）
全姉クラウンリバーはダート馬、全兄ミッキーボンボンは芝1800mで勝利。ひまわり賞は……？
キサスキサスキサスの2012（コウザンキサス）
半兄コウユーサムライは３勝を挙げて準OPになったが、父ダンツシアトルだし活躍は年明け以降、ダート向きか。
テイエムチュラサンの2012（テイエムチュラオウ）
母からはなかなか活躍馬が出なかったが、昨年テイエムチュラッコがついに初勝利。父ディープスカイがどう出るか。チュラッコは父オペラオーでも短距離馬だったからなぁ。
テイエムハナフブキの2012（テイエムヒトンギ）
父ケイムホーム。半姉テイエムサンキュウの走りっぷりからするとダートの方が走りそう。
