座布団が行司にクリーンヒット

九州産馬、佐賀競馬、地方競馬、アビスパ福岡を応援しています

アビスパ福岡ファン・サポーターシンポジウムは・・・

http://www.sponichi.co.jp/seibu/news/2008/12/13/05.html
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000650812150001
フットボールな日々 シンポジウムを終えて
社長らは相変わらず腑抜けていたようで、危機感を持って発言した人たちとの温度差が激しかったようです。
この辺はもう例年通り。「シンポジウムやったよ」という既成事実作りだけ。

やっぱり選手から嫌われていたリトバルスキー元監督

福岡中村北斗J1からのオファー認める - サッカーニュース : nikkansports.com

「リティ(前監督)なら確実に出ていったけど、篠田さんの下ではやりたい気もある。」

http://www.nishinippon.co.jp/nsp/item/64141

こんだけはっきり言われるって……(苦笑)、どんだけ嫌われてたんだって話ですよね。

契約交渉開始 レンタル返却、獲得情報

福岡FW黒部ら7選手が契約交渉開始 - サッカーニュース : nikkansports.com
http://www.nishinippon.co.jp/nsp/item/64706
http://hochi.yomiuri.co.jp/osaka/soccer/jleague/news/20081207-OHO1T00132.htm
ハーフナー・マイク選手は横浜F・マリノスにお帰りになるみたいです。今季は一年間お疲れ様でした。
代わりにレンタルで来る予定なのがガンバ大阪岡本英也選手のようです。

アビスパ福岡今季最終戦 3−1で湘南をくだす

http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00074923.html
ヌノさん(布部陽功選手)の挨拶、そして最後は場内を多くのサポーターと握手して回ったあの姿、
私は忘れることができません。試合内容もここ数試合の中では一番良かったと断言できるものでした。
しかしそれだけで終わることのできないのは皆さんもご存知の通り。社長の姿が見えた途端に掲げられる多くの幕。

都筑興社長の挨拶では社長の声が聞こえなくなるほどのブーイングと「辞めろ」コールがスタジアムを包みました。
ヌノさんや篠田監督の挨拶の時にはそれがピタッと止み拍手と歓声で包まれていたのが非常に対照的でした。
みんな分かっているんですよね……今季、誰が良く頑張っていたのか、誰が頑張っていなかったのか。


現在、西日本新聞アビスパについての連載記事を掲載しています。
記事がすべてまとまり次第このことについては書いていこうと思っています。

アビスパは「即戦力補強型」と「若手育成型」どちらを選べばいいのか

今季アビスパ福岡サテライトリーグに参加しませんでした。いや、参加することができませんでした。
選手登録数を少なくしたからです。田部GMは「少数精鋭で行く」などとおっしゃっていましたが、要は人件費削減。
お陰で選手層は薄くなり、J1に昇格することができなかったのは皆さんもご存知の通り。


サテライトというのは若手の育成の場であり、怪我や不調に陥った選手の調整の場でもあります。
普通のチームならばサテライト専属のコーチもいるのですがアビスパはトップチームのコーチしかいません。
トップに帯同できなかった若手選手は練習すらままならなかったと思います。その対応措置として今年は
福岡大学サッカー部と提携し、トップに帯同できなかった選手は大学生と共に練習できるようにしました。
しかしそれは結局は根本的な解決策にはならないのです。サッカーは集団で行う競技です。個人練習はできても、
コミュニケーションや戦術理解はどうしても遅れてしまう。さらにトップと合流しても、合同練習ではいつも
次試合を想定した「仮想敵チーム」のメンバーでしかなく、そこでも大学生やユースなどと混じっての試合。
不慣れなポジションをやらされ、思い通りのプレーができない。当然モチベーションが上がるわけがありません。
(FWの釘崎選手が練習でSBばかりやって、意外と上手くいったのか先の試合ではDF登録でベンチに座ってましたが)
こんなチームでは若手が育つわけがありません。目先のことに囚われトップチームばかりに力を入れて、
その一年間が失敗すれば最初からやり直し、ということの繰り返し。どこに中長期的な目標があるというのだろう。

■「うちで4年預りたい」
乾先生*1はズバリいいました。「あそこでは有能な素質を持つ本田君は育てきれないです。」
(中略)
■「アビスパにだけはやらない」
地元有力校の監督さんの言葉です。
(中略)
「監督の首を次々と代え、ツギハギだらけの場当たり的補強で戦い方は定まらず、サポーターは次のゲームの勝利のことだけしかない。若い選手を育てよう、温かい目で見守ろうということもなく目先の結果ばかりだから、積み上げたものがない。だから1部へ上がってもまたすぐ落ちる。積み上げるという感覚は、県リーグからプロリーグまでに至る辛苦を味わうことなくファンが草の根の視点でクラブを育て上げた経験がないから仕方ないのかも知れませんが。」
「今のアビスパはぐずぐずしていたら、県リーグから上がってきた下積みの苦労を知ってるクラブのチームに必ず追いつかれる。でも、まだ間に合うと思うのですよね。」

http://d.hatena.ne.jp/orion1014/20081203/p1

「あそこ」とは当然アビスパのこと。そして地元高校監督のお言葉。これらにすべてが集約されていると思います。
今のアビスパに地元校からの信用という文字は無いに等しい。そりゃそうです、簡単に若手を切っていくような
場当たりの方針しか持っていないチームに誰が教え子をやろうとするでしょうか。
さらに詳しく書かれていますので、どうぞリンク先をご覧ください。


チームの運営費には限りがあるわけで、どこかに犠牲が出なければならないのは事実かもしれない。
(経営陣がしっかりしないといけないという結論に達するのは当然だが、ここではその話はひとまず置いておく)
トップに高額な選手を並べてサテライトを犠牲にするか、それともトップの選手層を犠牲にしてでも若手育成の為に
サテライトやユースを充実させるか。福岡はここ数年、前者を選んで失敗を続けてきました。
後者でも成功するチームはあるのです、それは資金が潤沢にあるチーム。アビスパもJ2の中に入れば比較的上位に
位置するチームではあるのですが、ここ数年はそれで失敗(もちろんそれ以外の要因も大きいのですが)。
来年以降はさらに運営費が削られていくのは目に見えています。
参考:アビスパ福岡 「大都技研」の出資を承認 - 座布団が行司にクリーンヒット
しっかりとした指針を設定することができず、無為に時間だけを浪費させた経営陣の責任は大きいものがあります。


実は過去に後者を選んで成功した時期があったのです。それが松田浩監督時代なんですよね。あの頃はよかった。
2001年にJ1からJ2に降格し、2002年は1年でJ1復帰を目指そうと(現在の状況に似ているが)実績ある選手を補強、
しかしJ1には上がれず以降は方針を大きく転換、若手育成型のチームへ。それから松田氏が指揮を執り始めました。
千代反田、米田、宮崎、古賀、宮原、林、太田、増川ら若手を積極的に起用し、川島、山形、水谷ら中堅が支え、
原田、蔵田らベテランがそれを引っ張る。さらには田中、中村といった有望株が入団し、2005年にJ2で2位となって
J1昇格を決めた。あの頃はチームがいくら負けようが我々も我慢することができた。チームが若手中心に転換して、
今後どうしたいかという目標がはっきりと見えていたし、着実に力を付けていくチームが目に見えて分かったから。
2006年のJ1でのシーズンも順位だけ見れば下位だったが、J1でも十分にやっていけるという手応えが伝わってきた。
アビスパのサッカーを見ていて本当に面白く楽しい時期だった。そんな中でのシーズン途中での松田浩監督解任。
その後はもう雪崩のごとく崩れ落ちて行くだけでしたね。一から築き上げてきたチームが瓦解するのは一瞬のこと。
参考:アビスパ福岡降格特集新聞記事のまとめ - 座布団が行司にクリーンヒット


アビスパは今、大きな転換の時期を迎えていると思います。このままダラダラとその場補強を続けていくのか。
それでも運が良ければ数年に一度くらいは当たりを引いてJ1に昇格することができるかもしれません。
しかしその後が続くことはないでしょう。3〜5年ほどのスパンで若手を育成し昇格を目指すことが今一番確実に
チームが存続していける方法なのではないかと思います。これはアビスパに限らず資金の豊富でないチーム全般にも
言えることで、高い選手を取れないならば自前で育てていくしかないのです。育成途中で引き抜かれたりすることも
よくあることですが、他に手段は無いわけで。先日、FC岐阜が15人もの選手を解雇していましたね。
チームの経営難が要因の一つに挙げられていましたが、岐阜はJ2に昇格した去年から今年にかけて大学や高校から
新人選手をかなり獲得しているんですよね。今がチームを一から作り直している途中なのだと思います。
昨年のアビスパも同数の15人という大量解雇をしましたがそれとは比べようがありません。アビスパの場合は
ユースから昇格したばかりの選手を切ったのですからね。解雇するだけ解雇して選手枠を少なくして、
この年の新人はユース昇格のみ。これのどこに計画性があるというのでしょうか。
今年もそうなりそうな気配が大きく漂っています。流石に去年解雇し過ぎたので今年の解雇選手は少ない方でしたが
新人はやはりユース昇格の一人だけ。来年はさらに選手登録数を減らすという方針をうちだしています。
アビスパ福岡 来期はU-18からGK笠川永太選手が昇格 新人はこの一人だけ - 座布団が行司にクリーンヒット
アビスパ福岡 来季は強化指定選手を増加 - 座布団が行司にクリーンヒット
アビスパの田部和良GMがユース選手登録期限撤廃を提言 - 座布団が行司にクリーンヒット
アビスパ福岡は何度失敗を繰り返せば真っ当なチームになれるのだろうか。いいお手本が過去の自分たちに
あるというのに。今からでも遅くない、若手育成主体に切り替えるしかないのではなかろうか。

*1:乾真寛氏。福岡大学教授、サッカー部監督

アビスパ福岡の中村北斗選手をジェフ千葉が獲得に動く 横浜F・マリノスやFC東京も興味

http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2008/12/06/09.html
ジェフはJ1残留が条件ではありますが、他チームも動いているようですし、移籍の可能性は高いと思います。
アビスパはJ2にいる時間が長くなってしまいました。去年は怪我で出場機会が少なく本人の意思で残留しましたが
今年は出場時間も多く、思い通りの結果を出せなかった。本人が決断するのであれば仕方の無いことです。
しかし・・・個人的な気持ちとしてはチームに残留してほしいと願っています。生え抜きですしね。

布部陽功選手と久藤清一選手

http://www.kiyokazu-kudo.net/diary/diary.cgi?no=266
アビスパ福岡 布部陽功選手、ルダン選手、本田真吾選手を解雇 - 座布団が行司にクリーンヒット
二人はジュビロセレッソアビスパと長い間苦楽を共にした名コンビでした。
セレッソ時代は「ダブルボロンチ」なんて呼ばれたりしたけど(笑)、同じベテランとして息が合ってたし、
二人とも同じくらいチームを大事に思う熱い気持ちを持った選手です。久藤選手は現在、手術をしなければならない
状況なのですが、二人の最後の試合に出場できなくなるということで手術を延期したんだそうです。
その想いを受け取って我々も一生懸命応援しなければならないと思う。泣いても笑っても明日は最終戦

ヴィッセル神戸が松田浩監督を解任

http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20081205-OHT1T00062.htm
http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20081204-OHT1T00097.htm
なんとまぁ……このお方もフロントに恵まれない監督だなぁ(苦笑)。できればアビスパ福岡に戻って来てほしい。
篠田さんはまだ若くて経験も無いのに監督させられて可哀相なんですよ。せめて良い監督の下でもうちょっと経験を
積んでからでないとねぇ。来年以降、戦力を補強できないフロントが悪いのに責任を押し付けられて辞めさせられる
という姿が簡単に想像できちゃうんですよね…今の状況だと。せっかくチーム生え抜き選手が引退してコーチになり
S級を取って監督になれるというのに、全然舞台が整えられてないままでしたから。それこそホークスが少しずつ
段階を経て秋山幸二氏をコーチとして育て、監督にもっていったように。松田さんくらい実績のある監督を間に挟む
ことができればベストなんですが、過去に松田さんを無下に追い出した社長がプライドを捨てて土下座する気持ちで
もう一度来てもらうようお願いすることが出来るかと言うと、今までのことからして私には出来ないように思う。
仮にそうやってお願いされてもあんな出され方をした松田氏がまたアビスパに来てくれる可能性は低いのですが…。
結論としてはアビスパに戻ってくるのは無いと思います、非常に残念ではありますけど。

モンテディオ山形がJ1昇格を決める

http://mainichi.jp/enta/sports/news/20081201k0000m050015000c.html
http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00074564.html
元・アビスパの選手が各地で大活躍中 - 座布団が行司にクリーンヒット
小林伸二監督、選手の皆さん、そしてサポーターの皆さん、おめでとうございます。
小林監督や長谷川悠選手、宮崎光平選手などアビスパが切り捨てた人たちが大活躍してお先にJ1へ。
一方アビスパはチーム史上過去最低の成績に終わりそうです。年間運用費も山形の方がずっと低いのにです。
トップが違えばこれだけの差が出るという、いい証明になったではないでしょうか。

アビスパ福岡 チケットを来季から全席値上げ

http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20081122-OYS1T00433.htm
一方トリニータは料金据え置きで売り上げが増えた: カワタカ技研ココログ工場
いやもう……おっしゃる通りで情けないやら悲しいやらです。
これまで一応J2価格で比較的安い状況ではあったのですが。タダ券をばらまくだけでもいけませんしね。
今はまだ我慢していますけど、サポーターの多くがいつかチームを見放さないだろうかと、それだけが心配です。

アビスパ福岡 布部陽功選手、ルダン選手、本田真吾選手を解雇

福岡が布部主将、ルダン、本田を戦力外 - サッカーニュース : nikkansports.com
http://www.avispa.co.jp/release/news/topic0811.html#tag46
http://nunobe.weblogs.jp/blog/2008/11/post-e5ab.html
http://www.nishinippon.co.jp/nsp/item/62823
アビスパに移籍して来られて以来、ヌノさんには主将としてチームを引っ張ってきてもらいました。
チームが過去最悪の状況である現在、どうしてもチームを去ってもらわなければならない人が出てきてしまいます。
その矛先はベテランに向かわざるを得ないのです…。できればチームにコーチなどの形で残っていただきたいですが
ご本人の現役続行の意思があるのなら仕方ありませんね。今はただただ感謝の気持ちでいっぱいです。
アビスパに来ていただきありがとうございました。貴方は間違いなくチームの精神的な柱でした。
本田選手はまだ若いし、新天地で頑張ってもらいたい。
福岡財政難で来季外国人助っ人ゼロも - サッカーニュース : nikkansports.com
福岡MFタレイが退団、豪州チームへ移籍 - サッカーニュース : nikkansports.com
ルダン選手は怪我でまったくと言っていいほど活躍できなかった。試合に出場できなかったのもあるが、
そもそもチームのDF陣の中で浮いた存在だった気がする。この解雇もやむを得なかったか。
既にタレイ選手の移籍(退団)も早々に決まっており、来期は外国人選手獲得の可能性も無いらしい。
新人も一人だけ。来年に向けて既に今の段階で夢も希望も無い状況になってしまった。
まだ解雇が発表されていない選手もいるし、これからまだまだ増えそうだな…。