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日本プロ野球界激震

近鉄は以前から経営難を囁かれてはいましたが、ここにきて突然の発表ですか。
しかもオリックスとの協議はゴールデンウィーク頃にはほぼ話がついていたらしい。
何だか悲しいですね。ファン置いてけぼり。この不景気下では仕方の無いことかもしれませんが、
もう少し軟着陸する方法はなかったのだろうか。これが最高の判断だったのか。

ホークスも常に球団廃止の危機に苛まれてきました。いや、現在進行形です。
「今度合併の可能性がある球団はホークスだろう」と新聞。悔しいですが否定できないです。
セ・リーグファン、近鉄以外のパ・リーグのファンの人はこの事件を「対岸の火事」と
考えてはいけないと思います。プロ野球界全体を巻き込んだ球団再編成の動き。
それが「一リーグ制度」です。5球団でリーグは絶対に成り立たないからです。
一リーグ11球団というのも難しい。今後10球団に減る可能性は高い。

現在プロ野球選手は一球団70人制です。この体制でずっとこれまでやって来たし、
今後もこのままのはずでした。70人と言う数は球団経営において絶妙な数だったのです。
だが、球団が減ることによって選手が余る。これを救うために80人制にしようとする動きが。
しかしこれは効果が無い気がします。本当にお金が無い球団ならば80人制になっても
選手は70人のままでしょう。もしくは有望な選手を採る為に他の選手を解雇することになる。
それは新球団も同じこと。しかもオリックス。球団に金をかけないことで有名なこの会社が
高年俸の選手を残す事は考えにくい。余程のトップスターでない限り・・・。
結局、能力が高くても高給の選手は球団が取ることが難しくなり、放出。
あとは他球団によるハゲタカのような選手の争奪合戦ですよ。
そしてその戦争で最も必要となるのは財力・・とどのつまりは黒いユニフォームのチーム行き。
・・・・某ナベツネさんが合併に肯定的な理由がわかったような。

そもそも某ナベツネさんは自分の球団さえ良ければ他はどうでもいいような考えのようで。
一リーグ制度にも特に不満を持つ様子も無い。「サラ金外資が球団を持つな!」やら
「チーム名売却なんてけしからん!」やらと大きな声で文句を言うわけでもない。
近鉄も(ズサンな経営とは言われているが)それなりに努力はしていたのに
全て蹴っていたのがこの人でしたからね。とんだ「球団の盟主」ですよ。迷主だろ。