座布団が行司にクリーンヒット

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思ふこと

先週の合同日記の続きっぽいですけど、私感を。
今回のフジテレビとライブドアの騒動ですが、なんとなくフジテレビ有利のようですね。
ライブドアが負ける様相を呈してきました。結局、行動を起こした側が反撃を予想できなかった。
まだ分かりませんけどね。しかし、これを機会に買収に関するルール作りが求められてきそうです。
・・・相変わらずライブドアって変革を起こしますね。良い意味でも悪い意味でも。
だからこそライブドア支持の人も多いんでしょう。私もそこまで嫌いでもありませんよ、堀江さん。
一方で堀江氏にも「マネーゲームだ」という批判の声が上がっています。
本人にとっては純然たる「仕事」なのでしょうが、日本国民にはこういった買収劇は
あまり好感を持たれないようです。ま、我々は観客として事の成り行きを見てるだけですけどね。

ところで、フジテレビの村上社長が記者会見で、今回の騒動を巡る他局の報道について
「あまりにも狂騒的」と批判したそうです。そのお言葉、そっくりそのままお返しします。
もっとも「自省をこめて」と前置きしたらしいですがね。当たり前ですよ。
ライブドアに「テレビは公共の電波だ」なんて言う筋合いは無いですよね。

フジvsライブドアに関連して、政府では「時間外取引」の見直しをしようとしているようです。
その中で七条明・金融担当副大臣がこんな発言をしています。
「また江川投手が出て来ることがないように考える」
これはかの有名な、江川卓氏の「空白の一日」をなぞらえたものですね。
プロ野球のルールの不備を突いた、あれも奇策でした。今では「変な解説者」ですけどね。
しかし、こういう事件が語られる際の「故事」となるのは、凄い事ですよね。それだけ、
空白の一日」とは日本中に大騒動を巻き起こした大変な事件だったということでしょうか。
いつの日か「ライブドア対フジテレビのような」と語られる日が来るかもしれません。あまり良い意味としてではなくて・・・。