http://cazzene.exblog.jp/9500681/
こちらは私の知り合いのブログで、今年３月に鹿児島のホース・トラストに見学に行かれた時のことが
書かれてあるのですが、下の方に気になる記述が。最近ここに移動してきたオースミロッチの話で、
オースミロッチは、かつてサラブレッドの生産が行われていた和田牧場の跡地にいます。
厩舎が壊れておらず、きちんと屋根も残っているのでそのまま利用しているとのこと。
（中略）
ちなみに、この和田牧場、昭和30〜40年代にあったようですね。
ホース・トラストは湧水町にあり、昔は栗野町といいました。かつてここでも生産が行われていたのですね。
この辺りは宮崎の延岡のように昔は軍馬の生産が盛んだったそうです。その流れで生産牧場もあったのでしょう。
大崎町や鹿屋市にもかつて生産牧場があったと思われる場所があって、そこも荒れ果てているのを見ると
実に物悲しい気持ちになってきます。時代の流れで仕方ないとはいえ……。
本題はこのネームプレートです。かつてこういう血統の繁殖牝馬がここにいたんだなー…と。
探してみると割とあっさり見つかりました。
フユエロの血統表 | 競走馬データ - netkeiba.com
フユエロ（Fuello）という名前でニュージーランド産。……この繁殖牝馬のこれ以上の情報はこのプレートに見える
血統くらいしか分かりません。しかし、30〜40年前の昔から外国産馬を繁殖に導入したりと、九州の牧場の人たちも
それなりに努力していたんだなというのはよく分かります。和田牧場は1974年から1986年まで鹿児島でアラブや
サラブレッドを生産していた記録が残っており、後に北海道に移って有限会社和田牧場として存続しているようだ。
http://www.keiba-db.com/kdbsearch/groupsearch.cgi?&index=222203780&keys2=%98a%93c%96q%8F%EA%81i%8E%AD%8E%99%93%87%81j
鹿児島の育成牧場である和田牧場とも何か関係があるかもしれない。
