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平成21年度騎手制裁点リーディング

http://www.winstrong.com/jocseisai.html
http://www.jra.go.jp/news/201001/010402.html
今年はさすがに特別模範騎手賞(勝利数・勝率・獲得賞金いずれかで5位以内、かつ制裁点0)はいませんでした。
フェアプレー賞として9名が選ばれています。一方で今年も制裁を受けまくっている騎手も見受けられます。
こちらのページによると今年の制裁点リーディング騎手は合計62点の丸田恭介騎手でした。
3位以下を大きく引き離した同2位に松岡正海騎手と三浦皇成騎手が合計60点で並んでいます。
30点を越えた時点でいわゆる再教育指導ですから、彼らは1年間で二度も再教育を受けたことになります。
松岡騎手は制裁の常習犯というイメージはあったのですが、丸田騎手のトップと三浦騎手の2位は意外でした。
一度に10点以上の「騎乗停止」がなくとも、点数の少ない制裁を積み重ねていけばこうなりますからね。
制裁点30点以上や30点近くの比較的多めの騎手を見ていくと、リーディング上位の騎手もちらほら。
騎乗数が多ければ多いほど制裁を受ける確率が高くなるのは仕方ないわけですが、そう考えるとフェアプレー賞の
人たちはよくよく考えるとすごいんですよね。あとパッとみた感じ、外国人騎手の制裁が多い。短期免許なのに
30点以上のルメール騎手やスミヨン騎手。外国と日本とでは制裁の判定も大きく違ってくるのは当然ですが、
本国に戻ればリーディング争いをしているような騎手たちがここまで制裁を受けるというのは、JRAはやはり少々
制裁に関して敏感すぎるのだろうか?と思ったりもする。 同じことは地方出身の騎手たちにも言えるだろう。
安藤勝巳騎手は30点、小牧太騎手は31点、勝利数のリーディングジョッキー内田博幸騎手でさえも29点でギリギリ、
岩田康誠騎手は25点となっている。アンカツさんなどはレース後に明らかに制裁に関して不満を述べたりしていた。
他に制裁が多いのは丸田騎手や三浦騎手を代表とする「若さゆえの過ち」タイプ、あとは…性格の問題だったり、
単純に馬を御すのが下手な騎手もいるのだろう。騎乗数に比して明らかに制裁点が多い騎手も見受けられる。
そういう騎手たちはファンとしても単純に気をつけてほしいなと思う。一歩間違えれば大惨事に繋がりかねないのが
騎手という仕事。神経質になり過ぎるのも良くないが制裁点を一つの目安にして慎重に乗っていってほしいものだ。


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http://www.sanspo.com/keiba/news/100111/kba1001111324012-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/sports/race/100111/rac1001111355000-n1.htm
あまり言いたくはないが、三浦皇成騎手は積極的過ぎる姿勢が今回の事故にも繋がったのかなあ。
これで萎縮することは無いが、技術面や周囲を見る力については一層の研鑽が必要なのではないだろうか。