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共同通信杯勝利のハンソデバンド 幼駒時代の放牧仲間はどさんこだった

http://www.uma-furusato.com/winner_info/winner.php?rid=1143&hname=%A5%CF%A5%F3%A5%BD%A5%C7%A5%D0%A5%F3%A5%C9
ハンソデバンドは馬名の由来がJリーグガンバ大阪播戸竜二選手で、しかも生産牧場が藤沢和雄調教師の実家
藤沢牧場だったたことでも話題になりました。トウメイを育成し、その産駒であるテンメイの生産牧場なのですが
生産馬の重賞制覇はそのテンメイ以来…ですから32年ぶり。そもそも生産数が少なかったからのようです。

現在の繁殖牝馬の数は5頭と生産頭数はあまり多くないことも関係しているのだが、実はハンソデバンドが産まれた07年世代には、生産馬が1頭しかいない。つまり牧場にとって唯一の生産馬が、中央の重賞を勝ったことになるのだ。
 「この世代は3頭の繁殖牝馬に配合したのですが、受胎したのがハンソデバンドの母となるクラウンアスリートだけでした」(藤沢代表)
 立派な牡馬として産まれてきたハンソデバンドだが、産まれてから問題が生じる。同世代の馬がいないことで、離乳した時に一緒に走り回る馬がいなくなってしまったのだ。策を講じた藤沢さんは、当て馬を同じ放牧地に放すというウルトラCを思いつく。
 「あの頃はハンソデバンドと当て馬とのケンカが絶えなかったですね。でも、ここで精神力が鍛えられたことにより、馬群でもひるまない馬となったのかもしれません」(藤沢代表)

同い年の子馬がいなかったことから、小さい頃はなんと当て馬と一緒に放牧されていたのだとか。リンク先に
画像があるのですが、当て馬って…道産子だったのですね。確かに普通のサラブレッドよりは一回りほど小さくて
幼駒時代なら一緒に走り回ることもできたでしょう。しかし相手は力の強い道産子ですから、いざケンカとなれば
かなり鍛えられたんじゃないでしょうかね。それが今の強さの秘訣になっているのかな。