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ポップロックが種牡馬に 繋養先がチェコに決まるまでの経緯

http://www.bookfull.jp/blog/?p=4829
http://bunny.s44.xrea.com/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=7331
移籍初勝利のポップロック いくつか種牡馬オファーを受ける - 座布団が行司にクリーンヒット
ポップロックは種牡馬になれたのかな - 座布団が行司にクリーンヒット
まだ報道されたわけではありませんがチェコでの種牡馬入りの情報が出てきているようです。
今週の『競馬ブック』にも児玉敬師のインタビューが載っており、チェコに決まった経緯が語られていました。
アイルランド移籍初戦で既にいくつかの種牡馬オファーがあったことは以前紹介しましたが、アイルランドから
だけでなく欧州各国の牧場からオファーがあったそうです。アイルランドからのオファーが一番多かったそうですが
いずれもアイルランドで生産が活発な障害馬用種牡馬としてだったそうです。障害用としても評価されているのなら
嬉しい話ですが、我々ファンとしてもどちらかといえば種牡馬でも平地で勝負してほしいという気持ちが強いです。
児玉師も同様だったのか、障害用としてではないオファーの中で一番条件の良いものを熟慮して決めたそうです。
それがチェコの『Napajflas Stud』でした。チェコとドイツの企業の合弁会社なんだそうで、国こそチェコですが
ドイツ国境付近にあってドイツから良質な牝馬を集めやすい点があり、種付け料は1500ユーロ(18万円ほど)、
さらに条件として初年度種付け数55頭確保、3年間リースという契約が成される予定なんだそうです。
いくつかオファーのあった中で児玉師が選んでいるわけですから恐らくこれが最高に近い条件だったのでは。


児玉厩舎の顧問のような存在となっているマイケル・キネーン元騎手は以前から日本馬の能力の高さを認めており
「次はどんな馬を日本から持ってきてくれるんだ?」と催促しているそうで、今後第二、第三のポップロック
日本から児玉師の元へ送り出されるか非常に楽しみです。できれば全盛期に近い脂ののったできるだけ早い時期に
血統的に日本での種牡馬入りが難しそうな馬を積極的に送り出してほしい。そのためには日本でも馬主や関係者が
本気になってバックアップしなければならないでしょう。こういう形で世界に挑むのも悪くないのでは。