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8/4九州産限定未勝利戦 ダンツレパードが勝利

【2歳未勝利】(小倉1〜2R) | 競馬ニュース - netkeiba.com
競馬 - サラ系2歳未勝利 結果 - スポーツナビ
一度使って行き脚が見違えたテイエムイッキュウがまずハナに立つ。次に人気所のダンツレパードとコウエイピースが
楽な手ごたえで前の方に位置し、レースはそのまま4コーナーを回って直線へ向く。
テイエムイッキュウが力尽いて退くと、ダンツレパードとコウエイピースの一騎打ち…と思いきや、
断トツ一番人気のコウエイピースが意外にも伸びない。そうしているうちにカシノサトラップが追い込んでくる。
しかし前を行くダンツレパードは余裕を持ってゴール。2着にカシノサトラップ、3着コウエイピース。
逃げたテイエムイッキュウは6着に敗れたが、良いスピードを見せた。ただ、粘り腰がもう少しほしかった。
カシノサトラップはデビュー前美浦の坂路で良い時計を出していましたし、一度叩かれて変わりましたね。
美浦所属馬ですが小倉に滞在して調整されてきたのも良かったのでしょう。次走以降も期待できます。
コウエイピースは鞍上のコメントでは終始外の方に膨れていたそうだ。それ以上に距離が足りない気もする。
次走以降はあえて内に入れて外に他馬がいる状態をキープさせるなど、工夫が必要になってくるだろう。
勝ったダンツレパードは阪神では僅差で敗れていたが、ここ平坦小倉は得意条件だろう。距離はもう少し伸びてもいい。
勝ちタイム1.09.5は10秒を切っているし良い時計だ。ただ今年はカシノランナウェイという強豪がいるだけに
本番ひまわり賞では今回の走り以上の上積みが必要になってくる。逃げるランナウェイを捕らえられるだろうか。


父ディクタット母フォンティーン(母父エンドスウィープ)という血統、熊本県・村山光弘牧場の生産。
ディクタットは貴重なマンノウォー系の種牡馬だが、日本では2年間しか種付けせずにスペインに移動。
個人的に「小倉といえばウォーニング」というイメージが強いのだが、今回はその通りの走りをしてくれた。
村山牧場は近年生産を始められて、質の高い繁殖を導入して例年のように活躍馬を輩出している。
しかし、ひまわり賞霧島賞といった九州産馬限定戦の象徴的なレースはまだ勝てていない。今年こそ栄冠なるか。