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霧島賞 登録馬発表

緑に囲まれたレジャー施設:佐賀競馬(さがけいば)|佐賀県鳥栖市
JRA
カシノアクセル
カシノエルフ(えびの特別勝利で優先出走権)
カシノピストン(大隅特別勝利で優先出走権)
テイエムハエンカゼ
マサシ
ミスコクラ
ミスマルシゲ
(以下補欠)
カシノチョッパー
ヤングエイト
他地区
テイエムヨカドー
ダイジャヤマ
佐賀
カミノチカラ
パティオ
クラトリジッコウ
登録馬が発表された霧島賞。メンバーを見渡しての感想としては「カシノvsテイエム」の様相。
トライアルを制した2頭他を擁する柏木務軍団に対するは、JRA1000万下で好走中のテイエムハエンカゼと、
なんと霧島賞5回連続3着以内、一昨年は勝利している女傑テイエムヨカドーを擁するテイエム軍団の対決になるだろう。
この5回(2007年度は開催が延期になり2008年に2度開催されたためこの表現)連続出走というのは本当に凄い。
初出走の明け4歳1月から昨年の7歳まで好走できるというのは余程このレースと相性が良かったのだろう。
ただ、今年は不安もある。荒尾競馬場廃止により佐賀競馬場開催に変更になったことがどう影響するか。
また今年で8歳という高齢もある。しかし、去年の暮れに12番人気で東京シンデレラマイルを制しているし、
まだまだ老いは感じられないとも思える。相手は格的に考えると同じ冠を持つテイエムハエンカゼになるだろうが、
カシノ勢をはじめとした面々も怖い。ミスマルシゲは去年のひまわり賞勝ち馬だが近走成績不振もあってか、
馬主が坂東島繁藤氏から柏木務氏に変更になっているため、こちらもカシノ勢と言える。初ダートで新味が出れば。
戦績ではテイエムヨカドーに見劣りするが同じ大井のダイジャヤマも前走トライアル2着と勢いがある。
そして地元佐賀からは何と言ってもカミノチカラ。前走の吉野ヶ里記念では9番人気で2着に入り、ここ霧島賞に向けて
万全の調整が成されて来たことを証明しました。これでサマーチャンピオンの優先出走権も得たわけですが、
サマーチャンピオンの方を蹴って霧島賞に向かってきました。テイエムヨカドーは8歳ですが、こちらは9歳。
地方競馬ではこれくらいの年齢ならまだまだ元気な方。地方代表の古豪たちの走りに注目です。
古豪といえば最後にクラトリジッコウを紹介しておきましょう。今年でなんと11歳ですがこちらも元気。
2004年九州ダービー栄城賞でサンアトムの2着、九州産馬のワンツーフィニッシュを果たしたのは忘れられません。
一時期大井に居たこともありますが、長い間佐賀・荒尾を行き来して走り続けてきました。まさに九州競馬の生き字引。
好走を期待するのは酷ですが、上がりだけは速いんだよなぁ。それだけでこの年齢まで頑張ってきたような馬です。
掲示板に載れたら最高かな。荒尾から佐賀に移って最初の霧島賞、今年はどんなドラマが待っているのでしょうか。