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JRA理事長・土川健之氏と田原総一朗氏との対談

何週か前の『競馬ブック』で特集が組まれていました。お二人は同じ彦根東高等学校出身ということで、
数年前に知り合ったそうです。田原氏は今まで競馬に興味は無かったそうですが、競馬素人からの目線、
そしてマスコミ人からの目で、競馬活性化の為にどうすべきかというのを語られていました。氏が仰るには、
JRAはメディア対策が下手。競馬について賛否両論あってもいいから、それを紙面等で戦わせないと盛り上がらない」
「『朝まで生テレビ』で競馬について討論したっていい」「マスコミも、競馬の『スター』をもっと書かなければ」
「昔は著名な作家さんが自身の競馬論をよく語っていた」「つまりは『夢をどう売るか』ということ」
「競馬を知らない人向けの、ファン開拓の番組を作らないといけない」「自民党だってニコニコ動画にお金を払って
チャンネルを持つ時代だ、もっとネットを活用しないといけないし、これからは携帯とゲームの時代だ」
というような内容のことを語られていました。田原氏のイデオロギーなどで好き嫌いは分かれるでしょうけど、
長年マスコミ界に居た人の言葉としては、なるほど真っ当なことをおっしゃっているなと感じました。
ネットの利用に関してもまだまだ現場最前線にいる人の意見です。JRAは最近やっとこっち方面に向きだ感じがしますが
ネット中継を行っていない点からしても遅れていますからね。テレビ放送でも「ファン開拓」を目指しているようで
その実はタレントに任せっきりの中身が無いものばかりで、却って既存の競馬ファンにそっぽ向かれていますし。
毎年高額な宣伝費を払ってるんでしょうから、もっと有効に使ってほしいものですね。