先週２歳はカシノゼウス14着、クリノヤクマン11着、ヒマラヤテンカ17着でした。
小倉2歳Sに出走した２頭はいい経験になったことでしょう。しっかり休養して次は自己条件で頑張ってほしい。
古馬はテイエムトッピモン11着、キュウシュウソダチ4着、カシノソラーレ9着、カシノランナウェイ15着、
カシノエルフ15着、クラウンアイリス7着、テイエムボッケモン14着でした。夏の小倉開催もこれで終了です。
今週は２歳コウザンキサス、古馬はコウユーサムライが上越ステークスに出走します。
コウザンキサスはひまわり賞から中１週。同じ条件の芝1200mですが、阪神替りでどんな走りを見せてくれるか。
コウユーサムライにはエスポジート騎手が騎乗。前走は不慣れな距離、今回は得意の短距離で巻き返しを図ります。
テイエムゲッタドンは上越SとエニフSに登録がありましたが回避したようです。
http://www.keiba.go.jp/KeibaWeb/DataRoom/RaceHorseInfo?k_lineageLoginCode=40011408165&k_activeCode=1
http://www.keiba.go.jp/KeibaWeb/DataRoom/RaceHorseInfo?k_lineageLoginCode=40071400085&k_activeCode=1
佐賀競馬に入厩することになったのは５歳牡馬テイエムキュウベエと３歳牝馬テイエムサンキュウの九州産馬２頭。
いずれも川田孝好厩舎所属となります。川田調教師はJRA川田将雅騎手のお父さんです。
竹園氏はこれまで地方競馬に自身の馬を下す際はほとんどを荒尾競馬の平山良一厩舎に所属させてきました。
他には船橋の渋谷信隆厩舎、名古屋の竹之下昭憲厩舎、園田に数頭、それ以外の地方にはあまり入れていません。
荒尾競馬場は九州産馬限定レースの霧島賞・たんぽぽ賞及びそのトライアル競走の開催地という理由もありますが、
竹園氏と平山師はいわゆる「ツーカーの仲」で、調教師を引退された今でも各地に同行されている姿を拝見します。
しかし荒尾競馬場が2011年に廃止となり、九州産馬限定戦も佐賀競馬場に移行します。
一時は平山調教師が佐賀競馬に移籍することも噂されましたが、移籍が叶うことはなく引退。
ここ数年は登録抹消になったテイエム馬が竹園氏名義で地方競馬に移籍すること自体が少なくなり、
JRAを登録抹消されたテイエム馬は他馬主に譲渡されて地方で走るか、乗馬などの用途変更になっています。
現在地方競馬で竹園氏名義で走っているのは名古屋のテイエムダイトッパとテイエムプリンセスくらいです。
荒尾の平山厩舎には常時十数頭のテイエム馬が入厩していたことを考えると今は少な過ぎると思います。
今回佐賀への所有馬を所属させた理由は、やはり九州産馬限定戦があるという理由でしょう。
テイエムキュウベエ、テイエムサンキュウどちらも九州産馬。来年の霧島賞に向けてという意味合いは強いかと。
佐賀の中でも川田厩舎に決めた理由までは分かりませんが、川田騎手が関係していたりはするのかなぁ？
テイエムの馬に川田騎手が騎乗することはありますし、可能性はゼロではないとは思います。
これをきっかけに、かつての荒尾のように佐賀もテイエムの馬で溢れ返るくらい所属馬が増えるといいのですけどね。
佐賀競馬は恒常的に馬不足に悩まされている競馬場ですから、新規の馬主さんは大歓迎でしょう。
九州で唯一となってしまった地方競馬場でもあります。九州産馬と共にさらに盛り上がっていってほしいと願います。
緑に囲まれたレジャー施設：佐賀競馬（さがけいば）｜佐賀県鳥栖市
高知から全国の舞台で活躍するこの２頭が出てくるとなると佐賀側としては馬場貸しになってしまいそうだなぁ……。
九州ダービー栄城賞でオールラウンドの２着だったテッドあたりに頑張ってほしいところですが。
船橋の名伯楽 川島正行調教師が死去 - 予想王TV＠SANSPO.COM
地方競馬の名伯楽、川島正行師が急死 - 競馬ニュース : nikkansports.com
笠松でイタリアン - 斎藤修 | 競馬コラム - netkeiba.com
JRAの競馬ファンに「知っている調教師の名前は？」と尋ねると、JRAの調教師の名前なら幾つか出てくるのですが、
「地方競馬では？」と尋ねるとかなか出て来ない、という経験があります。地方騎手の名は知っているんですけどね。
そこで例として川島師とアジュディミツオー、フリオーソの名前を出すと「ああ、知ってる！」となることが多い。
それくらいアジュディミツオーのドバイ挑戦は地方競馬史に残る偉業だったと思います。
これからの地方競馬における調教師は所有馬の質・実績面で言えば川島師を越せるか越せないか、
というのが一つの物差しになるでしょう。それくらい偉大な調教師だったと思います。ご冥福をお祈りします。
種付料から考察した採算性のある1歳馬（アメリカ）【生産】 - 海外競馬情報(2014/08/20)【生産】 | 公益財団法人 ジャパン・スタッドブック・インターナショナル
１歳馬のセリ市での落札価格との比較なので「種付け料がどの価格帯の馬が活躍するか」までは分かりませんが、
種付け料によって採算性がグラフで表されるのは面白いですね。日本でも同じような調査やってもらえないかな。
超安価な種付け料の馬は採算性があり、少し種付け料が上昇すると一旦下がり、今度は5万〜8万ドル辺りで上がる。
年度によってもグラフが異なるのも面白いですよね。
オグリ孫ストリートキャップ初陣／新馬戦 - 競馬ニュース : nikkansports.com
オグリの孫ストリートキャップ初戦Ｖ - 競馬ニュース : nikkansports.com
ストリートキャップ | 競走馬データ - netkeiba.com
現役時代のオグリの走りに感銘を受け、引退後も「何とかしがみついて」（佐藤さん）１口３０００万円のシンジケートにも入ったほど思い入れが強かった。その血脈を残したい。一ファンとしての思いが原動力だった。「いまさらオグリと思われるかもしれないけど、やっぱり好きなんです。収支決算だけが生産じゃない。子は走らなかったけど、孫でオールドファンが喜んでくれないかな」。夢の続きを託した。
http://d.hatena.ne.jp/wao_o/20120803/p4
牧場にはこの１年で２０人ほどのファンが見学に訪れニンジンやリンゴも幾度となく送られてきた。「自分もファンだったから、そんな人たちに喜んでほしいんですよ」と繰り返す。生産もファン目線だった。芦毛の肌馬に栗毛の父をつけると芦毛が生まれる可能性が大きい。「オグリと同じ芦毛だったら、ファンは喜ぶと思って」。交配相手にゴールドアリュールを選んだのはそんな理由からだ。牧場にはオグリの初年度産駒、クルジェアムール（牝２０）も繁殖として在籍。ミンナノアイドルは今年カネヒキリをつけて不受胎だったが、クルジェアムールはブラックタキシードとの子を受胎した。
ミンナノアイドル引退時、佐藤さんが役員を務めるローレルクラブの役員会にて。役員の中で繁殖牝馬として希望者がいれば優先することになった。「オグリの繁殖なんて」という生産者もいた。佐藤さんも正直迷ったそうだ。「家族と相談するから、一晩待ってくれ」。家族は賛成してくれた。
http://d.hatena.ne.jp/wao_o/20120803/p4
佐藤さんは話す。「ほかの生産者には笑われちゃうかもしれませんが、こういう生産者がいてもいいでしょう。母の父として強い馬をつくって、見返してやろうと思っています。どの種馬をつければファンに喜ばれ、強い馬をつくれるかな、って今から楽しみなんです。」
２年前に話題になったミンナノアイドルの初仔。繁殖入りできたことには素直に喜んでいましたが、
活躍できるかどうかまでは半信半疑でした。それがまさかJRAで新馬勝ちするとは……佐藤氏の想いが実りましたね。
ミーハーと言われようとも、私はこういう競馬の「ドラマ」が大好きです。こういう馬こそ活躍してほしい。
その後カネヒキリ、ブラックタキシードと種付けして不受胎だったようですが、
今年まだ７歳ですし、これから産まれる仔に期待しましょう。
シューワレジェンド | 競走馬データ - netkeiba.com
佐藤信弘牧場にいるもう１頭のオグリキャップ牝馬クルジェアムールの仔、シューワレジェンド（父デュランダル）は
岩手でデビュー済、４戦目の盛岡で初勝利を挙げています。こちらも認定戦でも勝てれば面白そうですね。
【北九州短距離S】(小倉)〜ニザエモンが逃げて押し切る | 競馬ニュース - netkeiba.com
ニザエモン | 競走馬データ - netkeiba.com
北九州短距離S(1600万下)を勝利してオープン入りを果たしました。
小田切有一氏所有の現役馬の中では唯一のOP馬となります（モグモグパクパクは降級後１勝して現在1600万下）。
母のナゾはスターマン産駒で現役時代大好きな馬でした。ニザエモンは３歳時に初勝利を挙げると、
その後４〜６歳まで500万下で惜しいレースが続いてきましたが、６歳になる今年に入り急成長。
OPまでとんとん拍子に勝ち上がりました。母もオープン入りしたのが旧８歳と遅咲きの馬でしたし、
ニザエモンもこれから花開くタイプなのではないでしょうか。
ダービー馬フサイチコンコルド死亡 /競馬・レース/デイリースポーツ online
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140910-00010002-dtohoku-l02
フサイチコンコルドが青森で種牡馬を継続 - 座布団が行司にクリーンヒット
種牡馬としてはバランスオブゲーム、ブルーコンコルドなどを輩出。
2011年にシンジケート解散を機に一時は種牡馬引退の予定でしたが、青森の生産者から声がかかり種牡馬を続行。
ラストクロップは今年産まれた当歳になるそう。最期の地・青森から名馬が誕生してほしいものです。
橋口弘次郎調教師 ワンアンドオンリーで悲願の日本ダービー制覇 - 座布団が行司にクリーンヒット
武豊騎手が初めてカク地馬に乗る理由 - 座布団が行司にクリーンヒット
九州のセリ市見学に行った時に前日入りし、足を延ばして宮崎県北諸県郡三股町まで行ってみました。
この町には橋口弘次郎調教師のご実家である牧場があります。昔からこの周辺は生産牧場が点在しており、
隣町・都城市にある土屋牧場の生産馬は、JRAに入厩する際は必ずと言っていいほど橋口厩舎が管理されています。
都城にはかつて競馬場があって競馬とは縁の深い地で、ここの周囲からは橋口師以外にも音無秀孝師や、
引退した池江泰郎氏、野元昭氏、二分久男氏、吉永猛氏、吉永忍氏など多くの騎手・調教師を生んでいる土地柄です。
地図 : ストローハット - 三股/喫茶店 [食べログ]
目的地は橋口師の弟さんが経営されているというレストラン『ストローハット』。
三股町内に入って国道269号線を進んでいくと、道沿いの分かりやすい場所にありました。
夕食にはまだ早い時間帯に着いたのでお客さんはまだ誰もいませんでした。これはシャッターチャンス。
良い雰囲気のお店で、店内には橋口師の関係者とすぐに分かるポスターや写真が貼られていました。
ザッツザプレンティやハーツクライなど橋口厩舎を代表する馬たち。
いつかここにワンアンドオンリーの写真も増えるのかもしれませんね。
帰りに橋口氏のご実家である牧場にも立ち寄ってみました。橋口師の父・橋口虎斗男氏は生産者兼馬主でした。
現１歳には数年ぶりの生産馬２頭が控えています。JRAデビューした時は橋口師が管理するのかな。
イザシュツジン | 競走馬データ - netkeiba.com
ロロンチュアン | 競走馬データ - netkeiba.com
牧場は橋口幸一郎氏が継いでいらっしゃいます。あたりをつけた付近を散策していると……こんな看板を発見。
橋口師は地元出身の有名人なんですねぇ。地元の人たちから愛されて、橋口師もまた地元を愛している。
定年も間近になってきましたが、引退までにワンアンドオンリーでさらに大きな所を勝ってほしいですね。
