座布団が行司にクリーンヒット

九州産馬、佐賀競馬、地方競馬、アビスパ福岡を応援しています

プロ野球私見その1

パ・リーグペナントリーグも終わり、セ・リーグのペナントが終わるのももう少し。
16日からは日本シリーズが行われます。それに先立ち今年のプロ野球を振り返って私の考えを述べてみます。

ペナントレース
まずパから。やはり今年もパ・リーグは戦前の予想通りホークスとライオンズの一騎打ちになりました。
しかし今年が他の年度と違うのは、プレーオフがあること。かなり戦い方が違って来ました。
5ゲーム差つかなければ2位でも及第点、というような感じに。実際及第点以上の結果だったわけですが。
そして下位チームは3位に滑り込もうと最後まで必死の戦いが繰り広げられました。
その結果消化試合がなくなり最後まで引き締まったペナントレースが繰り広げられました。
この点では良かったと評価します。興行的にも成功したことでしょう。制度の良し悪しは別として。
弊害は出てきました。それが今回の、2位のチームが優勝という結果です。
プレーオフでは普通にあり得る事です。当然といえば当然でしょうが、不満の声が漏れるのも当然。
来季は1位のチームに無条件に1勝のアドバンテージが貰えるように改革するらしいですが、
そんな時に限って来年はホークスが2位だったりするんですよね。・・それは置いといて。
せめてリーグ優勝とプレーオフは別物にしてほしいですね。ペナントリーグの勝率での1位はあくまで優勝。
プレーオフ日本シリーズ挑戦権をかけた戦い、と完全に別物にするのです。
今の制度では「優勝チームが日本シリーズに出る」ということが明記されていますが、改革してほしいですね。
やはり1位のチームには優勝の栄冠を。そうしないとファンはやってられんですよ。

セ・リーグの方は中日ドラゴンズが優勝しました。
ドラゴンズは打率では6球団最下位、防御率では6球団最高の成績という完全な守りのチームです。
当初から「俺竜采配」と呼ばれて話題になっていましたが、あくまでプレーするのは選手だろ!と思ってました。
しかし去年からほとんど変わっていない戦力でここまでやれたというのは、やはり采配の妙だったのでしょうか。
去年の優勝チームの阪神は去年の戦力が働いてくれませんでした。井川くらい。
巨人は・・ある意味一番悲惨なのかもしれませんね。以前より戦力はグッと上がったはずなのに、
それが空回り。ナベツネ解任、視聴率低下、球界問題・・色々ありました。