座布団が行司にクリーンヒット

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その6

私の父、私、保険会社の人の3人で行くんですが、3人の予定が空いている時間に調整しなければいけない。
さらに相手の予定も加味しなければならず、なかなか日取りが決まりませんでした。
相手はなぜか急がしそうで、こちらが良い日時を伝えてもなかなか受けてくれません。
そんなこんなで1ヶ月程過ぎて、やっと相手とも時間の都合が合い、相手の家に出向くことになりました。

本当は相手の家ではなく、どこか別の場所、例えばファミレスとかが良かったのですが向こうは了承せず。
交渉事を行う場合、相手の陣地ではなく第三者のいる場所でやった方が良いらしいです。
しかし拒否されて、それでもこちらは加害者なので相手の要求を飲む事になりました。
私はもう行く時からずっとドキドキしてましたね。「お前はとにかく謝れ。」と言われていました。
相手の家は○○屋さん(一般的なお店)。お店と一緒になった家でした。
応対に出たのは事故の時も来ていた相手のお父さん。挨拶と、今回のことを謝って家の中に。
なぜか当人が出てきません。私の親父が「ご本人は?」と尋ねると「ちょっと用事が・・」と濁されました。
保険会社の人が言うにはこれまでの電話での応対も全てこのお父さんで、本人は一度も出なかったらしい。
その話は置いといて、さらに謝って、示談の支払いは事故の保険でと。今まで保険証を使わずに
病院に行ってたらしいので、保険証を使ってもらえないか、と頼みました。
するとそれまで比較的静かだったその相手のお父さんが、
ここから怒涛の口撃(こうげき)が始まりました。物凄い剣幕で怒鳴り散らすんです。
「警察と揉めてただろう、罪を認めなかったからだろ!」
「仕事も休んでるんだぞウチの息子は」
「同じように轢いてやろうか!」
「事故に遭う前の同じ車買ってきて実験してやる。もう一度追突してみろ。そして車代はお前が払え。」
「保険屋は関係ないだろ、出て行け。」
「我が家はむちゃくちゃだお前のせいだ」
「お前が全部悪いんだからお金を払え。保険証は使わん。」

むちゃくちゃです。
正直ここまで言われると思っていませんでした。私達は今回はあくまで謝罪と、今後の示談について
話し合う為に来ただけなのに。惜しむらくはこの話の内容を録音してなかったことですかね。
「轢いてやろうか!」と言う言葉が出た時は本当に怖くて、「脅しだ・・」と思いましたよ・・・。