座布団が行司にクリーンヒット

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育成部門でも実績を残す 「坂本トニアシュタール」

坂本トニアシュタールはオンゾーシを生産した牧場ですね。
種牡馬エアジャスティスもここにいます。繁殖牝馬のミスティーキャロルもいました。
こちらは育成も行っている牧場で、広々とした敷地に施設や放牧地がしっかりとしていました。
育成の苦労話もうかがいました。大暴れする若駒に、対応する人間は怪我が日常茶飯事だそうです。
ここでの育成馬はイカルガなどがいると聞いてビックリしました。そうか、イカルガはここで育ったのか…。
1歳馬の父グレートサン母ミスティーキャロルという牝馬がいまして、すごく良い体をしていました。
牧場としてもかなり期待しているそうです。デビューが楽しみですね。


それと、九州のセリ市についての話もされていました。
どんなに九州産馬が良くなっても、九州のセリ市が活性化しないと生産馬を売却することができない。
オーナーブリーダーならまだしも生産だけの牧場はセリ市で売れなければ生活できないわけですから。
近年に比べて九州のセリ市は少しずつながら復調の兆しも見え始めています。しかしそれでも足りない。
「生産側も、セリ市場をもっと魅力のあるものにする努力をしてほしい」と言われているとか。
果たして何をすれば魅力的な市場になるのか……なかなか難しい課題だと思います。
それでも、生産した馬はできるだけ九州の市場でと。頭数が揃わなければ寂しいセリになってしまいます。
セリ市に来る新規馬主の開拓なども課題ですが、どうすれば呼び込むことができるか、悩みは尽きません。
福岡を始めとした九州の馬主さん、九州のセリ市に一度でいいから足を運んではいかがでしょうか。

注目の1歳馬

ミスティーキャロルの2005(http://db.netkeiba.com/horse/2005109085/

牧場の方が「惚れ惚れする馬体、これで牡馬なら完璧だった」と言った逸材。