近年はJRA勢が有利
ダートグレード重賞となってからも地方馬がよく馬券にからむ交流重賞だったが、
ここ10年はJRA勢が3着まで独占。
真ん中くらいの枠がいい
最内・大外枠の連対率はそう高くない。特に1枠馬の勝利は2001年以降は2頭だけ。
大外8枠12番の勝利もない。それ以外は枠によってそこまで大きな不利はない。
最近ではソリタリーキングが連続で2着に入っているほか、
ロールオブザダイス、クーリンガー、ミツアキサイレンスなどが複数年度に渡って好走。
ただし連覇はミツアキサイレンスのみ。
年 |
人気順 |
斤量 |
1着馬の位置取り |
2着馬の位置取り |
3着馬の位置取り |
01 |
2、1、3 |
57、56、56 |
[8.8.8.6] |
[3.3.2.2] |
[6.5.3.3] |
02 |
2、1、11 |
58、56、55 |
[6.6.2.2] |
[5.5.1.1] |
[4.3.3.3] |
03 |
4、3、2 |
55、57、57 |
[3.3.3.1] |
[2.2.2.2] |
[5.6.5.5] |
04 |
1、4、7 |
57、56、58 |
[3.3.1.1] |
[9.9.7.5] |
[6.4.5.3] |
05 |
3、2、1 |
56、57、56 |
[1.1.1.1] |
[3.3.2.2] |
[5.5.3.3] |
06 |
1、3、5 |
56、58、56 |
[2.2.2.1] |
[6.5.3.3] |
[1.1.1.2] |
07 |
4、1、6 |
57、57、56 |
[7.7.1.1.1.1] |
[3.3.4.2.2.2] |
[4.4.5.6.6.6] |
08 |
2、5、1 |
56、57、56 |
[9.7.8.7.2.1] |
[3.3.4.4.3.3] |
[1.2.1.2.1.2] |
09 |
1、3、2 |
58、56、56 |
[1.1.1.1.1.1] |
[3.3.3.3.2.2] |
[2.2.2.2.3.3] |
10 |
3、2、1 |
56、56、57 |
[1.1.1.1.1.1] |
[2.2.2.2.2.2] |
[4.4.4.4.3.3] |
11 |
2、1、5 |
55、57、57 |
[1.1.1.1.1.1] |
[2.2.2.3.3.2] |
[3.4.4.5.4.4] |
12 |
6、3、5 |
56、55、57 |
[1.1.1.1.1.1] |
[3.3.3.3.2.2] |
[2.2.2.2.3.3] |
13 |
1、2、3 |
56、58、57 |
[2.2.2.2.2.1] |
[1.1.1.1.1.2] |
[3.3.3.3.3.3] |
14 |
3、1、4 |
58、58、57 |
[7.7.6.6.6.3] |
[5.4.3.4.5.4] |
[2.2.2.2.3.4] |
15 |
1、2、3 |
56、58、57 |
[6.4.3.3.3.1] |
[4.5.5.5.5.2] |
[1.1.1.1.1.3] |
16 |
4、3、2 |
56、57、57 |
[5.6.6.6.5.3] |
[6.5.5.5.4.2] |
[2.2.2.3.3.4] |
17 |
1、2、3 |
55、56、57 |
[2.2.2.2.2.1] |
[5.4.3.3.3.3] |
[6.7.6.6.6.5] |
18 |
1、2、3 |
56、56、58 |
[6.7.7.4.2.1] |
[10.6.6.6.4.3] |
[3.3.2.1.1.2] |
人気馬は順当
02年のイエロードリーム以外はほぼ7番人気以内での決着。
1着、2着は6番人気以内で決まっている。
地方馬も基本的には上位人気馬が来ている。
先行有利、差し馬はマクれるかどうか
先行馬有利、差し馬もさすがに最後方からでは届かないので道中は中段付近につけておきたい。
基本的には先行有利で行った行ったが多いが、先行勢総崩れで差し馬台頭の年度も。
差し馬はマクれるかどうかが鍵。2周目向正面から3コーナーにかけてスパートできる馬。
馬齢
4歳…5勝、5歳…8勝、6歳…1勝、7歳…3勝。
なぜか6歳馬がほとんど来ないデータがあったが昨年はワンツー。
2着3着を見ても5歳馬は全体的に活躍しており、
次に4歳・7歳馬、2・3着に8〜9歳馬がよく来ている。
斤量
満遍なく好走しているが勝ち馬は55kg、56kgが多い。
休み明けは×
好走馬はすべて12月終わりから1月にかけてレースを消化しており、
長期の休み明けは不安材料。
前走距離は1800m以上がベター
短距離からの転戦はあまり成績がよくない。
前走着順は気にしない
重要なステップだった平安Sが時期移行し、代わりに同時期に東海Sが入ってきた。
そのほかは名古屋グランプリ組。
前走着順が悪くてもコース替わりで巻き返せるのでそこまで気にしなくていい。
とはいえ2走・3走前あたりの近走は好走している馬の方が望ましい(例外:ピイラニハイウェイ)。
準オープンやオープンクラスからの上がり馬も十分に狙えるが、
意外にも前走OP特別からの勝利馬は多くない。
昨年ルールソヴァールが初めてOP競走ベテルギウスSから勝利している。
外国人騎手
佐賀の地方交流重賞(佐賀記念・サマーチャンピオン)では未勝利。
馬券圏内には来るのだが。
出馬表|地方競馬全国協会公式WEBサイト
◎ヒラボクラターシュ
○グレイトパール
▲テーオーエナジー
△キクノソル
×エイシンニシパ
気になるのが1枠1番に入ったテーオーエナジーの存在。
昨年のルールソヴァールは同枠から勝利しているが、
先行勢が崩れたこと、控えてマクリに徹したことが功を奏した。
しかしテーオーエナジーは先行脚質。先行出来たとしても
後続から常につっつかれて包まれやすい最内枠は不安が残る。
それならば同じ4歳馬でも中程の枠から競馬がしやすいヒラボクラターシュを本命にしたい。
昨年の岩手リーディング山本聡哉騎手への乗り替わりはプラスになると思う。
中央時代からマクる脚が武器だったグレイトパールはここでも勝負になる。
鮫島克也騎手は狙っているだろう。
昨年4着だった兵庫キクノソルは立ち回り次第で上昇可能。
はがくれ大賞典で佐賀重賞制覇の経験あるエイシンニシパも怖い。