座布団が行司にクリーンヒット

九州産馬、佐賀競馬、地方競馬、アビスパ福岡を応援しています

九州産馬 先週の結果&今週の出走予定

先週、2歳はコウザンキサス15着、古馬はコウユーサムライ3着でした。
上越Sに出走したコウユーサムライは後方から追い込んで好走。展開も味方しましたがこれが実力です。
前走は休み明けに加え距離が合っていませんでした。叩き2走目はよく走るので覚えておいてください(笑)。


今週2歳はミスターベアーとテイエムクロウサギ、古馬はコウユーヒーロー、テイエムゲッタドン、カシノデューク。
ミスターベアーは芝1200mのひまわり賞がデビュー戦でしたが大きく条件を変えてダート1800mに出て来ます。
ゴールドアリュール母父ワイルドラッシュという血統だけに適性のあるコースだと思われます。
テイエムクロウサギは芝2000m。以前騎乗した騎手が「ダート向き」と言っていましたが芝中距離はどうか。
オークランドRCTにはコウユーヒーローとテイエムゲッタドンの2頭が参戦。
障害未勝利で惜敗が続くカシノデュークは今度こそ。

種牡馬サイレントハンター死す

http://jra.jp/news/201409/091701.html
サイレントハンターが九州種馬場で死ぬ - 競馬ニュース : nikkansports.com
http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2014/09/18/kiji/K20140918008946610.html
サイレントハンターが九州種馬場で死亡 - 予想王TV@SANSPO.COM
現役時代の話は他の方にお任せして私は九州の馬産地にやって来た種牡馬サイレントハンターを語りたいと思います。


サイレントハンター引退当時の2001年はサンデーサイレンス直仔の種牡馬がちらほらと出て来始めた頃。
九州の地でも流行りのサンデーサイレンスの血を求めて、個人牧場では独自にサンデー系種牡馬を導入していました。
アサクサゴーフルエックスコンコルドサンデーズショウダンツサイレンスリンデンパッションなど……。
しかしこれら種牡馬はあくまで個人牧場繋養で現役時代の競走実績も乏しく、種付け数も少ないものでした。
ここにやって来たのがJRAで重賞勝ちの実績があり、JBBAが導入したサイレントハンターでした。
G1勝ちこそ無かったものの大阪杯をはじめとして重賞4勝。しかもサンデー直仔ということで馬産地では人気に。
2005年の産駒デビュー時には佐賀で重賞を勝ち、のちに霧島賞も制すナセなどを輩出しましたが、
JRA夏の小倉戦線では好走こそすれど初勝利が遠く、産駒のJRA初勝利は2007年のハンターキリシマまで待つことに。
2009年にはパリスドールひまわり賞を制しますが、産駒数の割に勝利数が少なかったのは正直な感想です。
2007年から2008年まで静内種馬場に異動しますがこの時既に北海道での需要はなく、また九州に戻ってきます。
その後は九州でも種付け数は伸びず、年に数頭という年度が続いていました。
小倉芝1200mが主戦場のJRA九州産戦線には合っていなかったのかもしれません。
現役時代は早熟なタイプでもありませんでしたし、2歳から即活躍を求められると苦しかった気がします。


仮に最初から静内で種牡馬入りしていたとしたらまた違う運命になっていたかもしれませんが、
当時サンデーサイレンスの血を求めていた九州の需要には合致しており、その意味では悪くなかったと思います。
ただ思った以上に産駒が走ってくれなかった。母父バンブーアトラスが重すぎたのかなぁ。

ロータスクラウン賞 枠順確定

ロータスクラウン賞に高知からクロスオーバーとオールラウンドが参戦予定 - 座布団が行司にクリーンヒット
http://www2.keiba.go.jp/KeibaWeb/TodayRaceInfo/DebaTable?k_raceDate=2014%2f09%2f21&k_raceNo=11&k_babaCode=32
高知からクロスオーバーとオールラウンドが参戦。地元佐賀からはテッドを筆頭に高知勢に立ち向かいます。
今年度の主要な3歳重賞は花吹雪賞、ル・プランタン賞、九州ダービーと高知勢に持っていかれているだけに
ロータスクラウン賞は何がなんでも地元馬には頑張ってもらいたいところです。意地を見せてほしい。


九州産馬は2頭、カシノバルとカシノエーデルが参戦。
2006年には先日死亡したサイレントハンター産駒のナセがこのレースを制しています。

SJTワイルドカード2戦の枠順が確定

スーパージョッキーズトライアル&ワイルドカードへの出場騎手が決定 - 座布団が行司にクリーンヒット
スーパー ジョッキーズ トライアル特設サイト2014【トップページ】
東スポWeb – 東京スポーツ新聞社 | 今日の東スポ紙面をチェック!気になる今日の1面も見れます!
ブロンズサドル賞C2−2組    
http://www2.keiba.go.jp/KeibaWeb/TodayRaceInfo/DebaTable?k_raceDate=2014%2f09%2f20&k_raceNo=8&k_babaCode=32
ブロンズホイップ賞C1−2組
http://www2.keiba.go.jp/KeibaWeb/TodayRaceInfo/DebaTable?k_raceDate=2014%2f09%2f20&k_raceNo=9&k_babaCode=32


各場のリーディング2位の騎手たちが集まりスーパージョッキーズトライアルへの出場権を争うワイルドカード
リーディング2位ということで普段は意外と他場での騎乗が珍しい騎手も来場して興味深い一戦となりそうです。
個人的には地元の鮫島克也騎手に本戦へ進んでほしいなぁ。

コラボスフィーダが6年2カ月ぶりに出走

http://www2.keiba.go.jp/KeibaWeb/TodayRaceInfo/DebaTable?k_raceDate=2014%2f09%2f16&k_raceNo=11&k_babaCode=36

08年7月のジャパンダートダービー後、左前屈腱炎(けんえん)と腰の故障で長期休養していた。今回が通算10戦目。応援に駆けつけた岡井元憲オーナー(43)は「今日が引退式のつもりで、1度でもいいから走らせたかった。昔より歩様がしっかりしていてよく頑張っていたと思う。携わった方々に本当に感謝しています」と感慨深げだった。

http://www.nikkansports.com/race/news/f-rc-tp0-20140916-1367824.html

サクセスブロッケンジャパンダートダービー3着以来の出走というのですから驚きです。
馬主さんのコメント「1度でもいいから走らせたかった」というのが心に沁みますね。
コメントからすると長く現役を続けることはなさそうですが、この馬主さんなら引退後も大事にしてくれるでしょう。

兵庫競馬の調教師・騎手免許試験新規合格者発表

http://www.keiba.go.jp/topics/2014/0917.html
坂本和也騎手が引退して調教師に。同い年40歳の宮下康一さんが騎手免許再取得というのも面白い。
宮下瞳 元・騎手のお兄さん。デビューは名古屋で、新潟県競馬、上山、金沢と渡り歩きました。
2003年に引退して10年以上のブランクがありますが、もう一花咲かせてほしいですね。

10月から笠松競馬場外に『J-PLACE』設置 JRAの馬券購入可能に

笠松競馬でも来春からのJRA馬券発売を計画中 - 座布団が行司にクリーンヒット
http://www.keiba.go.jp/topics/2014/0919_1.html
開設されるのは「J−PLACE笠松笠松競馬場)」「J−PLACE恵那(シアター恵那)」の2ヵ所。
昨年の初報道時には「来春から」と言われていましたが、半年ほど遅れての開設となりました。
J-PLACE」設置には券売機のシステム更新が必要で、1億3千万円もの費用が必要だったとのことで、予算の関係上、
早期には設置できなかったのかもしれません。名古屋競馬場が「J-PLACE」で大きな収入減を得たことにより
経営改善を果たしていますし、笠松競馬場も更新費用をかけてでも設置したかったところなのでしょう。


中京圏既存のJRA場外は元々、中京競馬場とWINS名古屋がありました。
中京競馬場名古屋市の隣・豊明市にあり、WINS名古屋は名古屋市中心部にありますが投票は200円以上から。
そこで名古屋競馬が場内に「J-PLACE名古屋」を設置したことでそれなりにお客が流れているようです。
笠松の場合は岐阜県や愛知県北部のJRAファンの集客が見込めるのではないでしょうか。
何より名古屋と笠松は通常平日開催のため、空いた土日にJRAの馬券を発売しても
自場の売り上げに影響が少ないのがいいですね。JRAとの相乗効果で笠松競馬本場へのお客も増えてほしい所です。

オーストラリアの富沢希騎手 韓国・釜山競馬場で短期限定騎乗

Chosun Online | 朝鮮日報
以前の短期騎乗時も大活躍されて実績のある騎手ですから今回も結果を残してくれるでしょう。
日本では2003年に大井で短期騎乗したことがあります。また騎乗しに来ないかなぁ。

滋賀県大津市内に新たな競走馬育成牧場が開設される予定

http://www.pref.shiga.lg.jp/f/shinsangyo/richi/kouhyoudanchi/biwako-sp/biwako-sp.html
お知らせ : 京都新聞
URが伊香立緑の里の施設用地を売却|建通新聞
びわこサイエンスパーク」は住宅・工業施設用地として1986年から都市再生機構(UR)の前身「住宅都市整備公団」
時代から滋賀県大津市の協力のもと計画が持ち上がっていましたが、行き詰まり、手つかずとなっていました。
滋賀県大津市内のニュータウン予定地を育成牧場用地として売り出し - 座布団が行司にクリーンヒット
滋賀県大津市の育成牧場建設計画が白紙に - 座布団が行司にクリーンヒット
長年塩漬けになっていた土地でしたが、2009年に「里山郷働」という民間企業が競走馬育成牧場設置を計画。
話はかなり進んでいたようですが、計画地の地権を持つ複数の民間土地所有者が土地売却の同意を拒否、
そのため育成牧場設置計画自体が一時は白紙になってしまっていました。


今回の計画は前回とはまた別の民間企業が計画した育成牧場のようです。
場所は湖西の大津市内にある伊香立地区。比叡山の東の裾野、最寄り駅はJRの堅田駅になります。
栗東トレーニングセンターにも近い場所。滋賀県内は近年、育成・休養牧場が次々と誕生しています。
2018年から稼働予定とのことで、完成すれば栗東界隈にもかなり大きな影響を及ぼしそうですね。

『ダビスタ』新作の種牡馬について薗部博之氏「サンデー系ばかりで種牡馬のラインナップが難しい」

「ダービースタリオンGOLD」の発売日が2014年12月4日に決定。初回購入特典で,ダウンロードソフト「ダビスタ」(仮称)が手に入る - 4Gamer.net
12月に3DSでの発売が発表されたダビスタの新作『ダービースタリオンGOLD』。
近年はオンラインゲームになったりソーシャルゲームになったりと、割と迷走していた印象もあるダビスタですが、
「今回は『ダビスタ』の原点に戻って」と薗部氏が仰っているようなので少し楽しみにしています。
サラブレ』9月号にはその薗部氏のインタビュー記事が載っていました。気になった部分だけ少し紹介します。

薗部「ダービーの出走馬もほとんどがサンデー系の馬ですよね。そういう状況なので、種牡馬のラインナップを決めるのも正直言うとかなり難しいんですよ。リストにサンデー直仔の種牡馬ばかり並んでいてもゲームとしては楽しくないと思うので。」「ですので、なんとかしてマイナーな血統の種牡馬を入れたいのですが、それはそれでなかなか目ぼしい種牡馬がいないんですよ。」
(中略)
「短距離のスペシャリスト的な種牡馬も今は少ないんですよ。結局ディープの仔がマイルでも強いわけですから、オールマイティな種牡馬が強すぎる状況だと種牡馬を使い分ける必要がなくなるので、短距離種牡馬は立場がなくなってしまいますね。」

マイナーな血統の種牡馬というだけなら実在こそしますが、ダビスタ種牡馬は現実競馬の結果をパラメーター化して
それをゲーム内に反映させる為、「『ダビスタ』としては種牡馬選びは苦しい時代です(笑)。」とのこと。
マイナー血統のを多く入れてしまうと「実績C」の種牡馬ばかりになってしまう。
かと言って「実績A」種牡馬を採用しまくるとサンデーサイレンス系ばかりで種牡馬欄が埋まってしまうという……。
確かに現代の日本競馬を反映させようとすればするほどゲームバランスは偏ってしまいそうです。
これは海外種牡馬も一緒のようで、実績上位の種牡馬を選ぶと米国ではミスプロ、欧州ではサドラーでしょうからね。
サンデーサイレンスブライアンズタイムトニービンがいなくなり、時期的にサクラバクシンオーも居ないという。
ただサクラバクシンオーの代わりはショウナンカンプが登場するそうなのでそこは安心かな。
他にもディープインパクトハーツクライキングカメハメハネオユニヴァースなどの登場は決定済だとか。


他の新要素としては牧場内に調教施設を設置させることが可能になるという。
レーシングプログラムは当然最新のものが導入されるそうだが、地方交流や海外レースはどうなるのだろう。
昔から『ダビスタ』は地方交流重賞完全無視でしたからね。特に記事内で触れられていないあたり望み薄かなぁ。